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【Tryangleメルマガvol.9】障がい者雇用に役立つテクノロジーの紹介

2021/02/15

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障がい者雇用のプロフェッショナル 堀江車輌電装 トライアングルです。
ご不安があれば、どんなことでも構いません。無料で相談に乗ります。
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多くの企業での採用実績、コンサルティング実績、そして、自社での定期的な障がい者の方の実習や雇用の実績をもとに、御社の障がい者雇用に関する問題を解決します。
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IoTの浸透、AIの発達など、最近のテクノロジーの進化は目覚ましいものがありますね。
テクノロジーというのは、基本的に人の生活や仕事を楽にしたり、できなかったことをできるようにしたりするものです。

今回は障がい者雇用を支える、または促進させることができるテクノロジーを紹介します。
ぜひご自身の会社でも導入を検討してみてください。

■ 分身ロボット

分身ロボットとは、遠隔で操作することができる人に近い形のロボットです。
通常の接客は、その場に人がいなければ成り立ちません。
人型ロボットといえば一時期ペッパー君などが話題になりましたが、ある程度定型化された対応が限度でした。

分身ロボットであれば、実際には人間が判断、対応するものですから、そうした心配はいりません。
そして、その場にいなくても職場での会話や簡単なコミュニケーションが可能になります。
操縦する人間の視線の動きやタブレット端末への入力により、言葉を話したり顔や腕を動かしたりできるため、運動機能や発声に障がいがある方でも一時的な接客や受付業務などに就くことが可能です。

神奈川県では筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の方が既に実証実験、会議に参加し、改良を進めています。

■ 点字の翻訳・記録

視覚障がいのある方は、言葉を音として情報を聞くか、または点字を読むことでテキスト情報をインプットします。
しかし、企業内の文書のほとんどは墨字(点字ではない、通常の文字のこと)のため、視覚障がいの方に伝えるためには、誰かが読み上げるか、点字に翻訳するかしなければいけません。
電子データの文書であればパソコンが読み上げることもできますが、紙で印刷されたものはそれもできません。

こうした問題を、東京高等専門学校の学生たちが解決してくれました。
点ドックというシステムで、墨字と点字の翻訳、点字でのプリント、印刷された文書の点字翻訳を可能にしてくれます。

これがあれば、視覚障がいのある方との情報共有が容易になります。
何度も読み上げたり、読み上げたものを記憶させたりする必要はなく、常に本人にとって適切な形で情報にアクセスできるようになるのです。

■ ホロレンズ
これは、業務手順書やマニュアルなどを紙ではなく映像で確認することができる技術です。
ちょっと大きめの眼鏡ゴーグルのような機器を着けることで、熟練者がどんな仕事をしているのかを視覚、あたかも自身が作業を行っているかのような視点で確認することができます。

従来の紙のマニュアルの場合、手順や作業内容の解釈を間違えてしまうというケースもよく耳にします。

それが一人称視点の視覚情報になることで解釈のズレが起こりにくくなり、何をどこのストレージに保管するのか、どんな手順で組み立てを行うのか等を順を追って確認しながら、自分でも作業を進めることができます。
周囲に指導者がいなくても映像通りに進めればよいため、サポートスタッフの手が空くというのも魅力です。

また、紙のマニュアルはそれ自体を紛失してしまうこともよくありますが、ホロレンズの機器はそれなりの大きさのため、簡単にはなくなりません(笑)

視覚障がいがある方には難しいですが、長い文書を読んだり、覚えたりすることが苦手なスタッフにとってはとても助かるものになるでしょう。

ちなみにこのホロレンズ、当社鉄道整備部門で活用をしています。
http://www.horie-sharyo.co.jp/news/2020/09/02/200901/
リアルな声が聴きたい! という場合は是非ご連絡ください。


いかがでしょうか? 今回は障がい者雇用のサポートになるようなテクノロジーを紹介させていただきました。

業務の切り分けや、教えるという行為について、こうしたテクノロジーがあることでこれまでとは違うアプローチが可能になります。

トライアングルでは、これまでの経験から、様々な事例を蓄積しています。
貴社の状況を伺い、しっかりとサポートをしていきます。

ご不安があれば、どんなことでも構いません。無料で相談に乗ります。
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