障がい者雇用のプロフェッショナル 堀江車輌電装 トライアングルです。
ご不安があれば、どんなことでも構いません。無料で相談に乗ります。
https://h-tryangle.jp/consulting/form/3多くの企業での採用実績、コンサルティング実績、そして、自社での定期的な障がい者の方の実習や雇用の実績をもとに、御社の障がい者雇用に関する問題を解決します。
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堀江車輌電装 トライアングルです。
今回は、採用する(した)障がい者が自社に定着するための基本的な3ステップをご紹介します。
あれ?こんなこと?
と感じるかもしれませんが、やってみると意外とできていないという声も多く聞いています。
ぜひ、自社のご状況の見直しに活用してみてください。
■障がい者の定着は難しい?
まず皆さんは、障がい者雇用における定着率はどの程度か、ご存知でしょうか?
厚生労働省の調査では、業界によって差はありますが、平均して3か月で3割が退職しています。
※『障がい者雇用の現状等(平成29)』参照
大阪産業経済リサーチ&デザインセンターの天野氏の調査ですと、大阪市内では2018年6月1日に法定雇用率2.2%をクリアしていた会社のうち14社が、1年後には障がい者雇用ゼロになったそうです。
こうしてみると、障がい者の定着はなかなか難しいといえそうです。
■うまくいっている会社は何をしているか?
では、うまくいっている会社は何をしているのでしょうか?
実は特別なことをしているわけではありません。
基本となる3つのステップを用意し、それに沿って採用、業務分担について改善を重ねています。
1stステップ:障がい者への理解促進まずは障がい者に関する社内の理解を促進します。
初めて受け入れる部門はもちろんのこと、過去に障がい者を受け入れたことがある部門であったとしても研修やミーティングを通じて障がい者や新たな採用者について理解を深めます。
障がい者だから「〇〇させてはいけない」「==と言ってはいけない」など、障がい者雇用は「NGなこと」とともに語られるケースが多いのですが、それでは理解が深まりません。
障がい者だからこその能力や視点をどう活かすか、あるいは障がい者も健常者も関係なく「良い組織をどう作るのか?」という観点で進めることで障がい者の受け入れが「普通のこと」になります。
2ndステップ:障がい者の希望を受け止め、考慮する障がい者の仕事は「〇〇のみ」というように、こちら側で彼らの能力に限界を設けて仕事を制限する会社も多くありますが、それではうまくいきません。
「会社に慣れるまで、これをお願いします」はいいのですが、
「あなたはこれしかやってはいけません」は避けていきましょう。
どんな方でも「自分の可能性が広がっていく」と感じられないと仕事に対する興味を失ってしまいます。
例えば面談を通じて希望を聞いたり、他の健常者とチームを組み、一緒に仕事をさせたりすることで、当事者が仕事に対して考えを深めたり、モチベーションを高めたりすることが可能です。
ここでのポイントは「同じ目標に向かうメンバー」という認識を持てるということです。
能力や特性上の違いはあっても、仲間であると感じられることが定着に必要なこととなります。
3rdステップ:複数の関係者でカイゼンを回す最後が業務改善です。ここでのポイントは「複数の関係者で」という点。
だれか責任者がいるのは当然かもしれませんが、いろいろな意見を踏まえて改善をしていくことが定着につながります。
障がい者の方がお一人だとしても、通常、関わる社員は複数います。
採用した人、直属の上司、隣の席の人、など関係性も関わりの濃さもバラバラかもしれませんが、このバラバラの人が一緒に考えることが重要なのです。
なぜかというと、関わる人が変わると見える景色や入ってくる情報も変わってくるからです。
採用担当が見る障がい者の働きぶりと、現場でみる働きぶりは違うことがほとんどです。
また、よくあることですが「仲のいい〇〇さんから聞いた」という情報が入ってくることがありますよね。これは、他の人には入手できない情報であることが多いです。
良い悪い、ではなくこうした複数の視点、情報がないと適切なカイゼンが進んでいきません。
通常の業務改善も、第三者の視点があることで社内の常識が凝り固まっていることに気づけるケースがありますよね。
失敗するケースで多いのは現場で関わる人だけで進めるケースです。
彼らは仕事を真剣にやっているために、障がい者の「できないこと」に目が行きがちです。
仕事で失敗を避けるために、障がい者とのコミュニケーションを省き、自分たちで進めてしまうケースも出てきます。
その結果、徐々に「管理・制限する」方向に進むことがほとんどです。
しかし、関係者が複数いれば、障がい者の方も、困ったときに相談できる相手が増えるということになります。
定着のためには、ちょっとした不安、恐怖を随時取り除くことが重要です。
ですから、濃淡はあれど、色々な関わりの線を持ちましょう。
以上の3ステップを繰り返すことで、適切なカイゼンが進み、定着が進んでいきます。
ちなみに堀江車輌では、この3つのケースすべてにかかわっています。
コンサルや研修を通じた理解促進、社外関係者としての面談、会社へのレポートと関与させていただくことで、クライアント企業の障がい者雇用における定着に貢献しています。
■まとめ
いかがでしょうか。
障がい者の定着のポイントがご理解いただけたと思います。
もし何かしらの変化が必要であれば、いつでもお声がけください。
トライアングルでは、これまでの経験から、様々な事例を蓄積しています。
貴社の状況を伺い、しっかりとサポートをしていきます。
ご不安があれば、どんなことでも構いません。無料で相談に乗ります。
https://h-tryangle.jp/consulting/form/3多くの企業での採用実績、コンサルティング実績、そして、自社での定期的な障がい者の方の実習や雇用の実績をもとに、御社の障がい者雇用に関する問題を解決します。