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【Trynangleメルマガvol.8】職場改善好事例

2021/02/01

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障がい者雇用のプロフェッショナル 堀江車輌電装 トライアングルです。
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多くの企業での採用実績、コンサルティング実績、そして、自社での定期的な障がい者の方の実習や雇用の実績をもとに、御社の障がい者雇用に関する問題を解決します。
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今回は、先日発表されました、障がい者雇用職場改善好事例についてご紹介します。
多くの企業が障がい者雇用を進めていますが、実際に採用してみると社内の環境整備や業務フロー等、後から「もっとこうしておけばよかった」ということが多々出てくるものです。

今回は、職場改善好事例を見ながら、自社でも取り入れられる施策、あるいは自社が真似できるエッセンスを見つけて頂けたらと思います。

■厚生労働大臣賞 ニッセイ・ニュークリエーション

こちらの会社では、「障がいのある社員が主体的に『健康促進委員会』等の委員会活動に参加しており、障がいのある社員自らによる各種研修等の情報発信を行うことで社員全体の安全衛生等に関する意識の向上につながっている」という点が評価されています。

障がい者のことは、障がい者に教えてもらおう、ということですね。我々も多くの障がい者の方々とお会いしておりますが、一口に○○障がいと言っても、その実際の状態は様々です。表面的に「○○障がいは==というものだ」といっても、現場の理解は深まりません。

例えば、視覚障がいというものは比較的周囲からでも分かりやすいと思われがちな障がいです。周囲の人は「歩くのが大変だろうから、足元にモノを置かないように」と考えますよね。ですが、視覚障がいをお持ちの方は目が見えないことで目の前にある木の枝や看板、社内であればストレージの扉が開いているとそこにぶつかってしまうことが多々あります。

こうしたことは、本人の口から出てこないと気づくことが出来ません。このようにご本人から発信することで、周囲の理解も深まりますし、本人もその場を与えられたことが承認につながっていきます。

選考であれば、職場で働く上で配慮してほしいことを聞くことも大事ですが、「障がいがあることで、日常生活でどんな時に困るのか?」を聞いても良いでしょう。意外な答えが返ってくるかもしれません。

また、ニッセイ・ニュークリエーション社では、「災害発生に備えたプロジェクトチームを立ち上げ、自力による避難を可能とするように検討及び職場環境の改善が進められる」という点も評価されています。

定期的な避難訓練もしていない、という会社もあるかもしれませんが、障がいがあるからこそ、緊急時の対応ができないということもあります。障がいの種別、必要性に応じて緊急時の避難対応策を考えることは、どの会社でも必要になります。ぜひ取り組みましょう。

■優秀賞 NSハートフルサービス関西株式会社
「知的障がいのある社員にもわかりやすいよう、安全教育の方法を工夫し、『写真による見える化』を行い、指さし確認の徹底などを行った。日々の体調について健康問視を行っているほか、作業に入る前のストレッチ運動や、熱中症予防のための飲料、測定器の支給などにより、危険を回避する取組を行っている」という点が評価理由になっています。

障がい者の種類にもよりますが、「共通認識をもつこと」は非常に重要なテーマです。通常は口頭で済ましてしまう情報やルールについても、写真にすることでまったく同じ状態を認識することが可能になりますね。

また、健康管理という点では、ストレッチや飲料補給など、健常者社員は自分のタイミングでやるようなことも、時間を確保してサポートすることで、健康維持に寄与することができます。

例えば、休憩時間を定期的に設けてあげる、休憩スペースに水を置いておく、など低コストで対応できますので、真似してみても良いでしょう。


■奨励賞 株式会社キトー
「見た目ではわかりにくい障がいのある社員について、本人・家族の同意の下、ワッペンを付けることで、日頃困っている時や有事の時に周囲が適切に対応できるようにするとともに、社内で障がい特性に関する研修会を行った」とのことです。

いざ仕事をしていると、お互いの顔と名前が一致しないことは多々ありますよね。そうした時にワッペンがあることで、助ける必要があることが誰からも分かります。そこがきっかけでコミュニケーションも生まれますので、一石二鳥ですね。

■まとめ
いかがでしょうか? 障がい者雇用における今年度の受賞事例を紹介しました。このメルマガではすべてを紹介しきれませんので、ご興味のある方は下記リンクから確認してみてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/shisaku/jirei/index.html

まだ令和2年度のものはまとまっておりませんが、前年度までの事例は確認が可能です。


トライアングルでは、これまでの経験から、様々な事例を蓄積しています。貴社の状況を伺い、しっかりとサポートをしていきます。

ご不安があれば、どんなことでも構いません。無料で相談に乗ります。
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多くの企業での採用実績、コンサルティング実績、そして、自社での定期的な障がい者の方の実習や雇用の実績をもとに、御社の障がい者雇用に関する問題を解決します。

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