障がい者雇用のプロフェッショナル 堀江車輌電装 トライアングルです。
ご不安があれば、どんなことでも構いません。無料で相談に乗ります。
https://h-tryangle.jp/consulting/form/3多くの企業での採用実績、コンサルティング実績、そして、自社での定期的な障がい者の方の実習や雇用の実績をもとに、御社の障がい者雇用に関する問題を解決します。
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前回から3回にわたって、人材紹介の経験から分かってきた【求人情報のポイント】を紹介しています。
2回目の今回は、多くの方が気にする【社風】と【評価(採用後のキャリア)】についてお伝えします。ここが事前にはっきりしていると応募者が増える、また選考応募におけるミスマッチを削減することができます。
ぜひ試してみてください!
■社風は具体的に
社風についての表記を見ていると、非常に抽象的で解釈があいまいなものが多く散見されます。
多いのは「風通しがよい」「切磋琢磨する」といったものです。では、例えば「風通しが良い」というのは、どんな状態を指すのでしょうか?
これまで企業様にインタビューをさせていただいた結果を見てみると、
・他のチームに助けを求められる
・プライベートで仲が良い
・部下が上司に新しいアイディアを提案できる
・オフィスフロアが見渡せて、誰がどこにいるか分かる
など、それぞれまったく違う状況が「風通しがよい」という同じ言葉で表現されていることがありました。
「切磋琢磨する」も同じです。同僚同士で指摘し合うのか、定期的に試験があって点数を競い合うのか、営業成績が社内に張り出されるのか……それぞれ違う状態を指していますよね。
このように、より具体的な社内の状況を表記することで、応募者の印象や、彼ら自身が企業に期待されていると感じる行動イメージも大きく変えることができます。
・プライベートで仲が良い
のであれば、社員同士の個人的な付き合いに馴染めるかどうかを、応募者が気にします。
・上司に新しいアイディアを提案できる
のであれば、自分も新しいアイディアを提案しないといけないのかな、と気になります。
一般に「社風が良い」という言葉は、人間関係の良さを想起させます。労働政策・研修機構の調査によると約50%の方が人間関係の良さを「就業を続けるかどうかの判断材料にしている」そうです。
そういった意味でも、社風についてプラスのイメージを伝えることは非常に重要です。しかし、ともすると良いことを書こうとするあまり、メッセージが抽象化されてしまい、結果として伝えるべき内容が正しく伝わらないことも多々あります。
自社の社風をどう表現するか、ぜひ今一度考えてみてください。
■評価(採用後のキャリア)は「普通の人」のケースを伝える
次が評価(採用後のキャリア)についてです。多くの会社では、キャリアパスや社員の出世スピード、収入等を伝える時に「活躍している社員」を中心に紹介します。
これは通常の採用であれば問題ありませんが、障がい者雇用という観点からは難しい点場合があります。なぜなら障がいがあることで、上位評価を得られるような社員に期待される水準のパフォーマンスが発揮できない、ということが多々あるからです。
すると、モデルケースのようなキャリアアップができないかもしれません。目標を高くもってもらうために敢えて記載するならいいのですが、そうでなく、着実にじっくり働いて欲しいなら、「平均的な社員の現実」を記載しましょう。
日本企業の評価制度は、職能資格制あるいは変形型職務分類制度が多いのが現実です。そして、目標管理制度も同様に多くの会社で導入されています。
そのため、社員の約6割が中心評価に集まるという結果となっています。
上位評価を得られるのは限られた一部の方のみです。高いパフォーマンスよりも安定した就業を期待するなら、こうした考えを取り入れるのも良いかもしれません。
以上、【社風】と【評価(採用後のキャリア)】という応募者が気にするポイントについて紹介しました。ぜひ、採用したい人材の特性や状況をイメージしながら、自社の求人情報を見直してみてくださいね。
トライアングルでは、これまでの経験から、様々な事例を蓄積しています。貴社の状況を伺い、しっかりとサポートをしていきます。
ご不安があれば、どんなことでも構いません。無料で相談に乗ります。
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