2016年7月22日
昨日、トライアングルは【福祉を照らす会vol.11】を開催しました。
今回のテーマは【意欲】
自分たちの意欲はもちろん、
福祉では支援する相手の就労の意欲から生きる意欲まで
様々な意欲と対峙しなければならない機会が多くあります。
今回の福祉を照らす会ではそんな「意欲」について改めて考える機会となりました。
ワークショップは「意欲」にとことん向き合うがテーマ。
まずは自分自身の意欲を湧かせるために、
実際にどんなことやっているのか、それぞれが振り返ります。
会場からは意欲を湧かせるための意見がたくさん!
趣味、休日のことを考える、誰に会う、仕事と向き合う、
あまり考えない、評価をもらう、利用者の笑顔、会話をする、
意識を低くする「お茶を入れた私偉い!笑」
中でも参加者の方から出た
脳のシステム(知性⇒感情⇒意欲)を利用すると意欲が高まるらしい!
というお話には、会場からも感嘆の声が挙がりました。
次に福祉の現場に視点を移して、
利用者が「意欲」を向上するために、
どのようなことに取り組んでいるのかをグループで話し合います。
すると大きく3つのカテゴリー分けが出来ました。
【体験】
・見学・実習・就職セミナー
・就労した人(先輩)の体験談
・就労へのイメージ(テレビ番組の視聴)
・就職に限定しない様々な活動への参加
【コミュニケーション】
・スタッフとのコミュニケーション
・褒める、共感する、フィードバックする
・利用者に寄り添う
【心理面でのサポート】
・役割を持ってもらう(あなたが必要!)
・自信を持ってもらう
・なんのために働くのか、将来何がしたいのかを言語化
対人を仕事とする福祉業界ならではの
【体験】【コミュニケーション】【心理面でのサポート】という回答。
多様な事業所の意見を聞くことで、
自分の職場に持ち帰るアイディアが湧いてきたのではないでしょうか。
そして、最後のセッションは「トライアングル宣言」
これまでのワークショップの内容を元に、
明日からの自分の行動を宣言をします!
・好きなことを楽しむ
・心を動かすことに貪欲になる
・好奇心旺盛に仕事を楽しむ
・何かに対してトライする人の想いを受容する
・休養します!呑みます!笑
とことん意欲に向き合った2時間。
笑顔で帰られる参加者の皆様が印象的でした。
さて、次回で12回目を迎える福祉を照らす会!
あっという間にキックオフイベントの際に出たテーマを網羅してしいましたので、
次回は改めて「テーマを決める会」を行いたいと思います。
また9月に皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
*「福祉を照らす会」とは…?
福祉に携わる支援機関、企業、そして学生。
横のつながりが強くなったら、福祉を新しい光が照らしてしてくれる。
この会を通じて三者とそれらを取り巻く
多様な人々をつなげていきたいと開催しております。
ご興味・ご関心のある方がいらっしゃいましたらFBメッセージもしくは
tryangle@horie-sharyo.co.jp までご連絡くださいませ。